メンズmoto モト レザーシューズ 1632 プレーントゥ パラブーツレッドウイング

モトの定番モデル1632カーフプレーントゥオックスフォードです。カラーは茶色で、サイズは2（26から26.5センチ）です。表参道のmotoで53000円程度で購入いたしました。
とても上質なカーフレザーを使用しており、それほど使用していないので、これから経年変化を楽しんでいただけます。
モウブレイの保革クリームを使用して、大切にケアしておりました。アウトソールにビブラムソール（7000円程度）を貼り付けて補強しております。

以下は商品説明です。
職人の手仕事感をダイレクトに表現した独特な存在感を持つMOTOの植物タンニン鞣しカーフプレーントゥオックスフォード1632です。一見するとグッドイヤー製法のようなコバの張り出しを持った作品ですが、裏返すと分るようにピッチの異なるダブルステッチド製法によるマッケイを採用した作品です。さらにフロントソールに革パッチを乗せてクッション性能までアップ。よって、想像を絶する履き心地と快適さが魅力です。

無骨な表情は、新品時から履き皺をあえて入れてあるのも一つの要因と言えます。自分で履き皺を入れていくという醍醐味がスポイルされますが、MOTOが意図した通りの表情を最初から表現してくれている作品と考えると納得が行きます。革も植物タンニン鞣し＋手染めによる染料仕上げという手間の掛る作業をあえて採用しているのも素晴らしい部分です。(履き口を見ると手染めされた事が分ります)

手染めゆえに一足ずつ微妙に風合が異なるのですが、そこが本革ならではの味であり、MOTO製品の面白さに繋がっています。こちらの黒の作品であっても、光を当てると元々の革色が黒染料の下がうっすら覗いているのが分ります。使い込むと紫外線で染料が落ちて、革色はもっとはっきり分るようになってくるでしょう。その先にオーナーとなった者の楽しみの時間がやって参ります。

色をどんどん退色させて革のナチュラルなエイジングを楽しむも良し。黒染料を再度入れてやり、綺麗に保ちつつ使用感を出すエイジングも面白いでしょう。個人的には、あえて別の色を入れて変化を見てみたいとも思っています。オーナーの数だけエイジングは存在します。ただ履きだけでなくお手入れも楽しめる。それがMOTO作品の醍醐味です。