エンタメ/ホビー薩摩ボタン 美人図 明治期 薩摩焼 アンティークボタン

小さな美術品ような美しい薩摩ボタン。
明治期に輸出された里帰り品となります。

芸者と男の子が描かれた当時の日常を描いた作品です。
小さな丸いボタンの中に大変細かな絵付けがなされており、着物の文様や背景の点描は驚くほどの緻密さです。

豪華爛漫なたっぷりの金彩、薩摩ボタン特有の象牙色の優しい肌と貫入が楽しめます。

バックに本家薩摩の家紋である丸に十の字のマークがあります。

【薩摩ボタンについて】
幕末から昭和初期まで作られていたとされる鹿児島の伝統工芸である白薩摩のボタン。
煌びやかで繊細な絵付けは一つ一つ手描きによるもの。
西洋文化である陶器製のボタンは輸出用で国内には殆ど残されていない貴重なアンティークボタンとなります。
また、製作は難しく作り手も一時は途絶えてしまった為に幻のボタンとも称されています。

▼地金素材
真鍮、陶磁器
▼サイズ
直径2.3cm
▼生産国
日本
▼その他
付属品なし。
金属には経年による傷や変色がみられます。
金彩の掠れは殆どなく、良いコンディションです。
撮影に使用した箱等は付属しません。